流産胎児の絨毛染色体検査と赤ちゃんの性別(男児産み分け結果)について

稽留流産が分かった時、院長先生から

「今回で3回目ですよね?」

と聞かれました。

 

「前回の化学的流産を含むのであれば、3回目ですね」

という話をして、今後の子作りについては、夫婦で話し合うということになりました。

 

2回目はエコーで胎嚢確認前の流産だったため、通常は流産回数にはカウントされないのですが、私の場合はエコーで確認していなくても、現物(胎嚢)を提出して病理検査に出しているため、流産に数えられたのかもしれません。

 

「3回連続の流産」ということで、念のため赤ちゃんの染色体異常を調べる「絨毛染色体検査」をお願いすることにしました。

絨毛染色体検査依頼の方法と費用について

流産した赤ちゃんの染色体検査は、保険適用外で全額自己負担になるため、ほとんどのご夫婦が希望されないのだそうです。

 

特に、私のように1人目を問題なく授かっている場合、母体側の原因ではなく、胎児の染色体異常を疑うのが一般的なので、高額な費用をかけてまで染色体の検査をする意味はあまりなく、先生も勧めることはないとのことでした。

 

ただ、私はどうしても流産した原因をきちんと確かめたかったし、産み分けに挑戦していたため性別も知りたかったので、先生にお願いして染色体検査に出してもらうことにしました。

 

染色体検査を依頼するには、手術の前日までに電話でもいいから病院へ検査の希望を伝え、病院から業者さんに連絡してもらい、掻爬手術で絨毛組織を取りだす必要があるそうです。

 

自宅で自然流産してしまった場合、病理検体(胎児絨毛組織)の保存がきちんとできないため、染色体検査に出せなくなってしまいます。

 

染色体検査を希望するのであれば、病院で掻爬手術(子宮内容除去術)を受け、検体を採取する必要があります。

 

また、胎児の心拍が停止してから、子宮内に滞在していた時間が短いほど、胎児の染色体を獲得できる確率は上がるため、検査を希望するならできるだけ早く手術は受けた方が良いです。

 

私の場合、最後に心拍を確認した日から手術当日まで、ちょうど一週間でした。

胎児の大きさから推測すると、心拍確認後すぐに成長が止まってしまったようです。

 

心拍確認時の胎児の大きさが、およそ21mm、掻爬手術前の胎児の大きさが、およそ18mmでした。

 

ちょっとエコーの像がぼやけてきていたので心配していたのですが、院長先生の話では、問題なく検査に出せたそうです。

 

病理検査と染色体検査の違いとは

病理検査とは

自然流産でも、掻爬手術でも、胎嚢などの組織が採取できれば、「病理検査」に出します。

 

病理検査の費用は、一律10,100円(保険適用で支払いは3,030円)となります。

 

病理検査で分かるのは、「胞状奇胎」などの異常妊娠でなかったかどうかということです。

ごく稀に、胞状奇胎から絨毛癌になってしまう例もあるため、悪性でないかどうかを調べる「病理検査」は、通常誰でも行います。

 

染色体検査とは

「染色体検査」は、保険適用外で費用は一律ではなく、自分から申し出ない限り、あまり医師の方から勧められることはありません。

 

染色体検査の費用は、およそ5万円~10万円くらいかかるのが一般的なようです。

 

大学病院などでは、もっと安く検査できるケースがあるようですが、相場はだいたい6~7万円前後のようです。

 

私の場合は、73,200円でした。(アメリカの検査機関に送る)

 

染色体検査では、何が分かるのかというと、流産の原因となった染色体異常の有無と、胎児の性別です。

 

通常は、あまり意味のある検査ではないし、高額な費用がかかるため、夫婦に特別な事情でもない限り、受けなくても良い検査だと思います。

胎児の染色体異常について

胎児に染色体異常が見つかった場合、染色体の「数の異常」か、「構造の異常」かで、今後の対応が違ってきます。

 

染色体の数的異常

ヒトの染色体の数は、常染色体が22対(44本)、性染色体が1対(2本)、合わせて46本です。

 

ある染色体の数が1本多い場合を「トリソミー」、少ない場合を「モノソミー」と言います。

 

例えば、18番目の染色体が1本多ければ、「18トリソミー(エドワーズ症候群)」となり、21番目の染色体が1本多い場合は、「21トリソミー(ダウン症候群)」となります。

 

この「染色体の数の異常」は、受精卵ができる際に偶発的に起こるもので、防ぎようがなく、誰にでも起こります。

 

母親が高齢だと、卵子の質の低下によって減数分裂時の「染色体不分離」が起こりやすいと言われているため、染色体の数の異常によって流産してしまう確率や、ダウン症児などが生まれる確率が高くなります。

 

しかし、これは受精卵(胎児側)の要因となるため、母体側の要因(不育症など)の検査が必須ではなくなります。

 

次にまた妊娠できた場合、出産まで至る可能性は大きいです。

 

染色体の構造的異常

一方で、染色体の数には異常はなく、構造に異常が見られた場合、夫婦どちらかが「均衡型転座」を持っている可能性が出てくるため、今後も流産を繰り返す恐れがあります。

 

今後の対応としては、子作りを再開する前に、夫婦の染色体検査をして、異常が見つかれば着床前診断を検討します。

 

夫婦の染色体検査は、血液を採取するだけで、費用も2万円くらいで検査できるので、赤ちゃんの検査よりは比較的受けやすいと思います。

 

夫婦どちらにも異常が見つからなかった場合は、胎児側に偶発的に生じた染色体構造異常となるため、今後流産する可能性は低くなります。

 

染色体異常が見つからなかった場合

胎児の染色体に異常が見つからなければ、その他の流産原因を疑います。

不育症検査を検討してみるのもいいかもしれません。

 

1人目を運良く授かっていたとしても、2人目以降が育たない「続発性不育症」という可能性もあります。

 

ただ、胎児の染色体検査では、染色体の数の異常や、大きな構造異常が分かるだけであって、遺伝子レベルの微細な異常までは検出できないため、母体には何の問題もなくても、胎児側の原因で流産している場合もあります。

赤ちゃんの性別について

胎児の染色体検査をするということは、当然「性染色体」の検査も行われるわけで、「Y染色体」があった場合は、赤ちゃんは「男の子」ということになります。

 

私は「男児産み分け」のために、「リンカルS」を1年間も服用していたわけで、今回の妊娠に当たっては、「グリーンゼリー」も使用しています。

 

その結果が果たしてどうなったのか、気になるところです。

 

赤ちゃんの染色体異常があったかどうか、性別はどちらであったか、結果を見てから今後の子作りについて検討しようと思っています。

 

もしかしたら、2人目を諦めてしまうかもしれないし、産み分けはやめて、とにかく授かること重視で子作りをもう少しだけ頑張ってみるか、今のところどちらとも言えません。

 

とにかく結果は、3週間後。

9月中旬あたりには、分かると思います。

 

どちらにせよ、流産後はしばらく何もできないし、好きなことをして過ごそうと思います。

 

続きはこちら

【稽留流産】掻爬手術(子宮内容除去術)の流れと費用

 

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