高齢女性がダウン症児を妊娠する確率

最近買った本に、「妊婦の年齢別ダウン症のリスク」が書かれていたのですが、私の年齢(37歳)では、224人に1人の確率でダウン症児が生まれているようです。

結構な高確率ですね。

 

私はこれまで2回、受精卵側の異常で流れてしまっているので、ダウン症児を妊娠するのも他人事ではないなと思います。

妊婦の年齢別ダウン症のリスク

  • 20-24歳  1488人に1人
  • 25-29歳  1118人に1人
  • 30-34歳  746人に1人
  • 35歳    374人に1人
  • 36歳    289人に1人
  • 37歳    224人に1人
  • 38歳    173人に1人
  • 39歳    136人に1人
  • 40歳    106人に1人
  • 41歳    82人に1人
  • 42歳    63人に1人
  • 43歳    49人に1人
  • 44歳    38人に1人
  • 45歳    30人に1人

 

45歳以上だと「30人に1人」と、かなりの高確率になっていますね。

 

以前、26年度に高齢出産で生まれた赤ちゃんの出生数の記事で、

「45歳~49歳までの女性は、出産した人より中絶した人の方が多い」

と書きましたが、ダウン症の発覚によって中絶した女性も、中にはいたのかもしれませんね。

 

26年度の出生数 45歳~49歳まで  1,214人

26年度の中絶数 45歳~49歳まで  1,281人

 

新型出生前診断(NIPT)によって、胎児の染色体異常の疑いのあった妊婦のうち、9割以上が確定診断後に中絶を選択しているのだそうです。

 

受精卵の段階で「染色体異常」「性別」の検査をする「着床前スクリーニング」が学会で認められていないのに、お腹に授かった命の選別が許されているとは驚きです。

 

人工中絶の条件

母体保護法第14条 第1項

第1号 妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの

第2号 暴行若しくは脅迫によってまたは抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの

出生前診断を受けるということ

出生前診断を受けると、

  • 陰性だった場合、安心して妊婦生活を送ることができる
  • 陽性だった場合でも、出産までに心の準備や情報の収集ができる

 

という利点がありますが、一方で、

陽性だった場合、中絶した方が良いか、出産した方が良いか

という、大きな悩みが生まれてしまいます。

 

検査を受ける前に、陽性だった時にどうするのか、夫婦でよく話し合っておいた方が良さそうです。

偶然見かけたダウン症児

私はまだ妊娠したわけじゃないのですが、ここ最近ずっと、

「出生前診断を受けるか受けないか」

で悩んでいます。

 

1人目が、やや手のかかる子供なので、

「2人目がもしダウン症児であった場合、中絶も検討した方が良いのでは」

と、わりと真剣に考えていたのですが、そんな時に偶然ダウン症の子を見る機会がありました。

 

はじめて見るダウン症の子は、想像していたよりも可愛らしく、お母さんの周りを元気に動き回っていました。

 

「ダウン症の子供は、発達がゆっくりで可愛い時期が長い」

と言われていますが、本当なのだなと思いました。

 

これまで敢えて「生まれてきたダウン症の子供」について考えることをしなかったのですが、実際に見てしまってからは、

「私は中絶などできないかもしれない」

と、また悩んでしまい、そもそも出生前診断など受けない方が良いのかもしれないと考えるようになりました。

産む選択、産まない選択

「産むことを選択する」のも、「産まないことを選択する」のも、同じくらい勇気のいることだと思います。

 

お腹の赤ちゃんが、何らかの障がいを持っていることを分かった上で、

「それでも愛情いっぱいに育てよう」

と出産を決意するのは、両親の大きな愛だと思います。

 

一方で、

「生まれてきても合併症などで子供が辛い思いをするかもしれない」

と考えて、中絶を決意するのもまた「両親の愛」だと言って良いのではと思うのです。

 

兄弟のこととかも考えなければいけないし、難しいですね。

 

どちらを選択するにしても、必要以上に自分を責めないようにしたいものですが・・・。

 

やっぱり私みたいに色々悩んで決断できないタイプは、出生前診断など受けずに自然に任せた方が良さそうな気がします。

 

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