妊娠中でも失業保険を受給しながら求職活動できる!

妊娠中でも失業保険は受給できるのでしょうか?

結論からいうと、妊婦であっても「働く意思と能力」があり、「積極的に求職活動をしている」場合には、失業保険を受給できます。

「失業手当の受給期間を延長する」ということではなく、「妊娠中に失業手当を貰いながら求職活動できる」ということです。

雇用保険の失業手当支給の条件

失業給付を受けるには、原則として

  1. 働く意思があり
  2. 積極的な求職活動をしていて
  3. 就職先の紹介があった場合、すぐに応じられること

が求められます。

「求職活動をしている」と認められるには、ハローワークで証明をもらう必要があります。

妊婦であっても上記に該当していれば、失業給付を受けながら求職活動を行うことができます。

妊娠中に失業給付が受けられないケース

「妊娠したから出産するまで働かない」という理由で退職した場合は、「働く意思がない」ということなので、当然受給資格は得られません。

このような場合は、「受給期間の延長」をして、出産後に落ち着いてから就職活動をすると良いと思います。

妊娠を理由にした退職であっても、「正社員だと通院に差し支えるから、パートを探したい」ということで求職活動をするのであれば、受給できます。

労働基準法における母体保護法規定

妊娠中、「働く意思がある」にも関わらず、失業手当を受給できない期間というのがあります。

「労働基準法における母性保護規定」では、

産前・産後休業(法第65条第1項及び第2項)

産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)<いずれも女性が請求した場合に限ります>
産後は8週間女性を就業させることはできません。

(ただし、産後6週間を経過後に、女性本人が請求し、医師が支障ないと認めた業務については、就業させることはさしつかえありません。)

としています。

つまり、「産後6週間」は、法律によって「就業させてはならない」と決められているので、いくら自分が「大丈夫!働ける」と主張しても、この期間だけは「失業の状態」とは認められず、失業手当が支給されないということになります。

受給期間が残っているうちに再就職して再離職した場合

私は「妊活」を理由に、正社員として働いていた会社を退職し、パートを探しながら失業手当を受給しました。

支給が開始されてすぐ、短期パートの採用が決まったため、受給期間を残して再就職することになりました。

パートに行き始めてすぐ妊娠が発覚し、契約期間満了まで働いたものの、その後は契約更新されなかったため、離職後に再度失業保険申請の手続きをしました。

元々、支給が始まっていた失業手当なので給付制限はなく、離職票を提出後、すぐに支給が再開されました。

妊娠中でも働く意思があるなら手続きを

たとえ短期間であっても、仕事をしたいのであれば、就職活動してみる価値はあります。

妊娠中に始めたパートが自分に合っていて、出産後にも再雇用してもらえることが決まれば、保育園入園の選考時に、仕事が決まっていない人よりも有利になります。(求職中だと優先順位は最低ランク)

私も、妊娠中に働いていた職場の人事担当者から、出産後に「また働かないか」と連絡をもらいましたが、夫の転職に伴って引っ越すことが決まっていたので、残念ながらお断りしました。

もし、仮に妊娠していることがネックとなり、就職先が見つからなかったとしても、失業保険は求職しているかぎり、間違いなくもらえますので、出産までにできるだけ稼ぎたい人は、遠慮せずに失業保険の手続きをしましょう!